1950-05-01 第7回国会 参議院 厚生委員会 第36号
只今母子手帳によつて妊婦が可なり届出ていられるという御説明でございますけれども、これは前のこともございましたが、戸籍法によりましても、出産は医師、助産婦、その他の者がこれを届出ることができるということで、実は助産婦の願いで、「その他の者」を取つて貰うということを申出たことがございます。
只今母子手帳によつて妊婦が可なり届出ていられるという御説明でございますけれども、これは前のこともございましたが、戸籍法によりましても、出産は医師、助産婦、その他の者がこれを届出ることができるということで、実は助産婦の願いで、「その他の者」を取つて貰うということを申出たことがございます。
、たとえば東北大学の木村亀二さんの新法律学会全集の刑法各論などによりますと、堕胎罪の違法阻却の場合として四つほど揚げてありまして医学的適廊に基く堕胎、優生学的適應に基く堕胎、社会学的適應に基く堕胎、倫理的適應に基く堕胎、そのうちの(ハ)の社会的適懸に基く堕胎というところにおきまして、大体その要旨を申し述べてみますと、木村先生の見るところによりますと、「胎児の出生に因つて又は妊娠を継続することに因つて、妊婦